2014年05月16日
現代を生きていくにあたって
明治の終わり頃、外国帰りの女性たちが、洋風の髪型、洋風の服装、洋風の新しい化粧品や化粧道具、美顔術などを紹介して、これらを新たに表現する単語として、美容がけわいの後継として扱われるようになった。
皮膚の美白指向は、90年頃からあっという間に女子高校生などに広まったガングロなど、不自然なほど極度に日焼けする渋谷系ギャルファッションへの対抗とも取れる思考が含まれている。
多くの人が「デトックス」に魅力を感じる最大の理由は、私達が生活している環境の悪化だ。大気や土壌は汚され、食材には化学肥料や危険な農薬がたっぷりかけられていると言われている。
化粧の欠点:崩れないように化粧直ししなくちゃいけない。クレンジングしてすっぴんに戻った時に味わうギャップ。メイク用品にかかるお金が結構かさむ。メイク無しでは出かけられない強迫観念のような思考。
女性誌や美容の本には、小顔に美肌、ダイエットにも効くし、デトックス作用が期待できる、免疫力の増進などなど、リンパの流れを促進すれば全部好転する!というフレーズが踊っている。
現代を生きていくにあたっては、体の内部には人体に良くない影響を与える化学物質が溜まり、その上己の体の中でも老化を促進する活性酸素などが次々と生成されていると言われている。
辛い掻痒などが出るアトピー性皮膚炎の主因には、1.腸内・表皮・肺・口腔内などの細菌叢(フローラ)、2.遺伝的な因子、3.栄養面での要因、4.環境面での要素、5.これ以外の要素の考え方が主流となっている。
肌の乾燥による掻痒感の誘因の大半は、加齢に縁る角質層の細胞間脂質と皮脂分泌の衰退や、固形石けんなどの頻繁な洗浄による皮膚の保護機能の無力化によって生まれます。
化粧の利点:自分自身の顔が少しだけ好きになれる。顔にたくさん点在する面皰・クスミ・毛穴の開き・ソバカス・傷跡を隠すことができる。時間をかけて魅力が増してくる新鮮味。
化粧の悪いところ:肌への刺激。毎朝毎朝煩わしくてたまらない。化粧品代がやたらとかかる。肌が荒れる。化粧を直したりお化粧をするので時間が勿体ないこと。